Yahoo!で上位なのに、Googleでは100位以下!

「Yahoo!では1位なのに、Googleでは100位にも入っていません。どうしてこんなに評価が違うのでしょう?」

そんなお問い合わせを頂く事があります。こういった事例は、とてもよくあるケースではないでしょうか?普段SEOを意識されている方々も、もはや当たり前の現象として、疑問にすら感じていないかもしれません。

しかし、依然Yahoo!とGoogleのSEO対策を同じものとして、ひっくるめて考える風潮は残っているように感じています。確かに、基本的な対策においてYahoo!とGoogleに共通点は多いといえます。ページ内の構成単語と外部リンクの質・量で順位を決める点など、SEOの評価ロジックはほぼ確立されており、今後も大きく変わるものではないでしょう。

ただし、方針が明確に異なる点もあります。以下2つのポイントは踏まえておきましょう。

(1)Yahoo!は人間による評価も。Googleは全てロボットによる評価。

Yahoo!には、プラスアルファの加点ルールがあり、ある程度、意図的に順位を上げることが可能です。具体的には、Yahoo!カテゴリに登録している事、Yahoo!カテゴリに登録されたページからリンクされている事などです。

これは、Yahoo!が自社スタッフの審査を通じ、人間の目で見てサイトを評価する仕組みを取り入れているからです。

反対に、GoogleのSEOには、これ!という決定的なテクニックがありません。

それは、特にGoogleがユーザーの意図的な順位操作を嫌うためです。

セオリー通りに内部対策と外部リンクを強化する他は、ひたすらコンテンツの充実を図りましょう。

検索ユーザーの求める情報を上位に表示するアルゴリズムは、日々進化しています。つまりは有用なサイト、ページを作成すれば、おのずと上位表示されるのです。

(2)Yahoo!はトップページを評価。Googleは末端ページを評価。

この事はあまり広くは知られていませんが、なんとなく実感している検索ユーザーも多いのではないでしょうか?

Googleで検索すると、トップページではなく、妙に階層の深いページばかりが引っかかる事が多々あります。これはGoogleが、より具体的な情報に最短ルートでアクセス出来るようなアルゴリズムを採用しているためです。

逆にYahoo!で引っかかるのはトップページばかり。

これは、検索上位表示の決め手でもあるYahoo!カテゴリ登録審査が、基本的にサイト単位で行われ、そのトップページがカテゴリ登録対象とされているためです。

国内検索シェア(Yahoo!50%、Google40%)の状況を見る限りでは、その仕組みは吉と出ているようで、実際に日本人はトップページ検索を好む傾向にあるようです。まず門構えを見て、情報の信頼性を測るのでしょう。

検索結果URLの階層の深さ(URLの ” / ” スラッシュの数)をリサーチしてみましたが、実際に、Yahoo!とGoogleでは正反対の結果が見られました。

Yahoo!は上位ほどURLの階層が浅く、Googleは上位ほど深いのです。

これについて結論を述べるとすれば、

「トップページはYahoo!向けのSEO対策をし、末端ページはGoogle向けのSEO対策をする。」

それが、それぞれのアルゴリズムに抗わない、効率的なSEO施策と言えるでしょう。

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