他のサイトからリンクを貰う事がSEOの重要課題。それは既に常識ですが、運営者にとって最も簡単なリンク獲得方法である「サイト内被リンク」は意外と見落とされがちです。
サイト内被リンクとは?
サイト内被リンクとは、同一サイト内の他のページから張られるリンクの事を指します。
サイト内被リンクの良く見かけるケースとして、「トップページへ戻る」というリンクがあります。
(ただし、これはアンカーテキストに重要なキーワードが含まれていないため、SEO効果が生まれないもったいない例です。)
その効果は? 上位、下位で大きく差が付く
では、サイト内被リンクを増やすと、どれだけの効果があるのでしょうか?
弊社調査のYahoo!・Google検索結果ページの内、サイト内被リンクが比較的少ない(100件未満)ページは、上位にほとんど存在していない事が分かりました。(※下グラフ参照)
これは、検索エンジンが、サイト内被リンクも他サイトからのリンクと同様に重要視しているという事実を示しています。
結論
(1) サイト内被リンクの少ないページは、検索結果上位にはあまり存在ぜず、下位に多い。
(2) サイト内被リンクには、外部サイトからの被リンクと同様に、SEO効果が認められる。
調査対象
本調査(被リンクの評価調査を除く)は、以下のキーワードで 7/10時点でのYahoo!検索結果、および7/30時点のGoogle検索結果、1位から100位(合計3000URL)について、行いました。
単一のビッグキーワード
SEO(177,235) | ダイエット(634,748) | 資格(467,800) |
占い(1,463,800) | エステ(149,411) | 靴(104,872) |
自動車(1,948,277) | インテリア(122,226) | 転職(535,467) |
不動産(399,294) |
※()内の数値は、オーバーチュア社のキーワードアドバイスツールによる月間検索数です。br /> ※対象キーワードは、月間検索数が10万件を超えるビッグキーワードの中から、抽出しました。